Étienne Pajeot
[Mirecourt; 1791-1849]
エティエンヌ・パジョー

弓製作家の父 Louis Simon の下で幼少から弓作りを学ぶ。初期の作品は父と同等のスタイルで製作されているが、13歳の時に父が他界したこともあり、1920年頃より徐々に自身のスタイルを築き上げてゆく。技術開発にも積極的に取り組んだ製作家で、自分で毛替えが出来る( Self-rehairing )フロッグや、スクリューのほぞ穴への新しい工夫等は、同時期の弓職人の技術発展への大きな貢献となった。また、 N.R.Maire や C.J.Fonclause を自身の工房に雇い入れ、名製作家に育て上げた。材料選びを慎重にする職人で、見た目の美しさはもちろん、スティックが細く仕上げられていても反応・強度ともに申し分ない出来になっている。 現代では、 F.X.Tourte 、 D.Peccatte に次ぐ名弓として名高い。
戻る